【スノーボードのハウツー】 始め方編 スノーボードの道具を知る


2016.11.26

スノーボードの道具

 

今回はスノーボードの道具類を紹介します。

 

スノーボード板だったら自分のレベルに合ったものだったり、ウェアだったら好みだったりが個々であると思います。

 

それ以外にも必要な道具はいくつもあるし、また中にはスキー場でレンタル可能な道具もあります。

それらを考慮して、揃える道具を考えておきましょう。




ボード

 

出典:salomon.com

スノーボードのボード・板です。

 

ボードは縦に持って自分の顎前後にくる長さのものが、一般的に最適な長さと言われています。

大体、自分の身長から15?25cm差し引いた長さあたりです。

 

 

ノーズ・テール

 

ノーズとはボードの前側の部分のことで、テールは後ろ側部分を指します。

 

グラトリを始め出すと、ノーズ(テール)に乗るところから練習したりします。といったように、グラトリをやり出す頃には頻繁に使う用語です。

 

デッキ・ソール

 

デッキとはボードの表面です。バインディングを装着している側の面です。ソールは雪面に触れる側の滑走面のことです。

 

デッキパッドを貼るのはデッキ面、ワックスを入れるのはソール面です。

 

ツインチップ・ディレクショナル

 

この2つはノーズとテールの形状を表す用語です。

 

ツインチップはノーズとテールが同じ形状をしていて、ボードの中央にバインディングを取り付けられるようになっている形状のことです。

(勿論、意図的にバインドを中央からズラすこともできます。)

 

ディレクショナルはノーズとテールの形状が異なり、ややテール寄りにバインディングがセットされている形状です。

 

最近ではこの2つの間をとった「Directional Twin」の形状がもっぱら多いように思います。

 

ブーツ

 

スノーボードのブーツの種類は主に3種類です。

 

紐で締める紐タイプと、ワイヤーで締めるタイプが2種類あってBOAタイプとスピードレースタイプです。

 

自分で購入するのなら、現在最も多くてメジャーなものはBOAタイプです。

レンタルだと紐タイプがやはりまだ多いかな、と思います。

 

選ぶ時のサイズ感については、以下の記事を掲載しています。

 

ブーツの選び方と種類



バインディング

 

出典:flux-bindings.com

 

ブーツとボードを固定するバインディング。

形状や柔らかさ、調節の仕方等、多種多用で、サイズもS?LLくらいまであります。

 

昔は「ステップイン」バインディングといって、ストラップがないタイプもありました。

スキーのように踏み込むとガチャっとロックされるのですが、今では殆ど見かけなくなりました。

(まだあるのかな...)

 

殆どは、ストラップで足首とつま先を締めるタイプですね。

その中でもオーソドックスなタイプと、ここ数年で出てきた「リアエントリー」タイプがあります。

 

リアエントリータイプは、ハイバックと言って足首の後ろにあり、足首を固定する板状のプレート部分が後ろに倒れるタイプです。

通常は前に倒れます。

 

詳しくは以下のページに掲載しています。

 

立ったまま履けるリアエントリーの利点・難点

 

身に着ける道具・その他

 

スノーボードは、ボード・板・バインディングで3点セットです。

 

その他にも色々な道具があります。

(日焼け止め等も必須アイテムなのですが、あまりに小物はとりあえず省いています...)

 

ウェア

 

ウェアは多すぎて選ぶのに悩んでしまうほどです。

大抵、色やシルエット等のファッション性の好みで選ぶと思うのですが、それでも決めきれない程あります。

 

好きなブランドだったり価格帯だったりも選ぶ時に必要な指標になってきます。

 

他にも、防水性・撥水性や防寒性等の機能面も考慮して選びましょう。

ウェアによって厚手なもの、薄手のもの等、様々にあるので、ネットで購入する場合でも一度は実店舗で試着するなり、実際のものを見たほうが良いです。

 

グローブ

 

必須アイテムです。

防寒機能としても必須ですが、雪面に落ちているプラスチック破片や雪面のアイスバーンから手を防御するためにも必要です。

 

ゴーグル

 

必須アイテムです。

ゴーグルは苦手という人も中にはいます(私です)が、ゲレンデの紫外線は想像以上に多いので目がやられます。

逆に吹雪いている場合にも、今度は雪が目に当たってくるのを防いでくれます。

 

絶対に日焼けしてしまうゲレンデの紫外線量について

 

どうしてもゴーグルが苦手な場合は、専用のサングラスでもokです。

 

リーシュコード

 

必須アイテムです。

バインディングとブーツを細いワイヤーや紐状のもので繋げておくものです。

 

スキー板と違って、スノーボード板にはストッパーがありません。

誤って斜面上で自分の両足からボードを外してしまうと、ボードが1人でそのまま斜面を走っていってしまい、単なる凶器と化してしまいます。

 

ボードの紛失だけでなく、他の人を怪我させてしまう危険性を低くするためにも、リーシュコードは必ず使いましょう。

 

ヘルメット

 

ヘルメットです。頭部への衝撃を軽減します。

ゲレンデでも1割り程度はヘルメットを着用しているようにも思います。

 

特に子供でスノーボードをしている場合なんかは、ヘルメットを着用させていることが多いです。

 

デッキパッド

 

ボードのデッキ面に貼る滑り止めパッドです。

リフトで降りる時に、後ろ足をボードの上に乗せますが、最初はツルっと滑ってしまい安定して乗せることが出来ないことが多いです。

 

そういった場合には、このデッキパッドは有効です。

 

ネックウォーマー・ビーニー(ニット帽)

 

ネックウォーマーは首元に巻く、マフラーのようなものです。

これ1枚あるだけで防寒性がだいぶ変わってきます。

 

ニット帽も同じように防寒の役目もありますが、ゲレンデに落ちている破片類から頭部を守る役目もあります。




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