
2016.11.11
安全なリフトの乗り降り
初めての方でも安全にリフトの乗り降りができるように、その方法を掲載します。
最初はスノーボードに慣れるために平たんな場所で、次に自分の足で少し傾斜を登ったところから基本動作の練習してきたと思います。
それらが終わると、次はある程度の距離を利用して練習したほうが効率も良いので、リフトに乗ります。
じゃあリフトに乗るか、となるわけですが、乗り方と降り方は事前に知っておいたほうが安全ですので、是非読んでおいて下さい。
乗り降りのコツ
手順より先に書いてしまうと、コツはリフトの動きに合わせること、そして合わせ過ぎないことです。
基本的にリフトは自動で動いているので、その動きに合わせてこちらも動きます。
リフトに無理に押された格好で転倒したり、ボードがひっかかったりしてしまわないようにしましょう。
とはいえ、完全にリフトに合わせる必要もありません。
リフトが近くに来ると、リフトの動きにタイミング良く合わせて、せーの、と座ろうとする初心者の人、けっこう多いです。
上手くタイミングが合えばいいですが、座る動作が早すぎると空振り、遅すぎるとリフトに膝カックンされてバランス崩します。
手で触れる位置までリフトが来たら、リフトの手すりや淵のパイプ部分を手で押さえて座りましょう。
手で押さえて一瞬リフトの動きを止めれば、座るのに失敗することはないはずです。
降りるときも、慌てて降りようとすると、リフトの椅子と「かけっこ」みたいな感じになります。
リフトに追いつかれないように必死で逃げるように降りようとする人がいます。
そんなことする必要ないです。
ぎりぎりまで座っていて、リフトに押してもらう感じで降りると、スムーズに降りられます。
滑れる人と一緒に乗ると、「先に降りていいよ」と初心者を先に降りさせてあげようとする人もいますが、あれ逆です。
先に降りるほうが動作的に面倒です。
滑れる人に先に降りてもらいましょう。
滑れる人は先に降りてあげましょう。
リフトに乗る
1. ワンフットでスケーティングして待機位置まで行く
ワンフットとは、バインディングの片方を外した状態のことです。
自分が乗る順番がきたら、目印の線が引いてあるところまで進みます。
2. バインディングのハイバックをたたんでおく
ハイバックとリフトの椅子が接触して意図しない状況にならないように、バインドのハイバックをたたんでおいて下さい。
リフトの係員に注意されることもあります。
3. スノーボードを進行方向にまっすぐにしておく
斜めになっていると、リフトに座った後、ボードが向いているほうに足がいってしまうので、まっすぐに。
4. 半身になって後ろを向いて、リフトを見て待つ
リフトの椅子が触れる近さになるまで、後ろを向いて待ちます。
5. 手すり等を持って、落ち着いて座る
手でリフトを押さえて、スピードを緩和して座りやすくします。
6. 座ったらボードを雪面から持ち上げて浮かせる
ボードを浮かせて、変な方向に滑らないように、座ったらボードを浮かせます。
7. ボードが地面から離れるまで浮き上がったら、深く座り直す
リフトから降りる
1. 降り場が近づいたら、ボードを進行方向にまっすぐにして、半身の姿勢になる
2. ボードが地面についても、慌てて出ていかず座ったまま
3. 降りる印のところまできたら、ゆっくり立ち上がる
4. 手でリフトの椅子を持って、押し出してもらう
5. まっすぐ降りる
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