
2016.09.26
スノーボードのハウツー
本サイトでは、最新モデルの紹介とそれにまつわる記事を主に公開してきました。
今シーズンは、これからスノーボードを始める、もしくは前シーズンに1?2回ほどゲレンデに行った経験があって、これからスノーボードをもっと上手くなって楽しみたい人向けにハウツーを掲載していこうと思います。
既に公開している複数の初心者向け記事をインデックス化(目次化)し、体系的にして探しやすくしていきたい、という目的もあります。
因みにですが、私はスノーボードのプロでもインストラクターでもありません。
6歳の頃にスキーを始め、それ以降は冬になるとゲレンデに足繁く通っています。そしてスキーからスノーボードに転向したのは、実は30過ぎてからです。
ただ趣味レベルでの経験は長く、また友人・知人に教えることも結構多いです。自分が始めた頃に出来なかったこと、これが出来たらあれが出来たのでこれを練習させよう、等と素人ながらに経験を活かしながら考えて教えたりしています。
ですので、インストラクターさんの教えのように、みなさんに合うやり方ではない部分もあるかもしれませんが、その点はご了承下さい。
自分がどう上達したのかを含めた、経験談的なハウツーを紹介していきます。
まだスノーボーダーが少なかった頃
スノーボードが若い人の間で流行り始めて間もない当時は、スキーヤーとの接触事故回避のために、スノーボード用のコースはスキーヤーとは別に分けられたりしていました。
今では充分スノーボードのハウツーも浸透し、スキーヤーとスノーボーダー間の暗黙のマナーをお互いが守って楽しんできた経緯もあってか、それぞれでコースが分けられているゲレンデはなくなりました。
恐らく、私もその頃10代前半だったので、スノーボードが普及していく時代経過はわかります。
なにせ私が生まれた1977年は、BURTONブランドが設立された年で(ただの偶然です)、その後のスノーボードの普及過程は本当によくわかります。
特に大学に入学してからは、どんどんスノーボードが流行っていくのを実感していました。
私と似たような世代や、もっと若い世代の方々ですと、この感じに共感を持ってもらえるかもしれませんね。
スノーボードの滑り方とグラトリ編
スノーボードの滑りといっても、いくつかのカテゴリに分類されます。
ざっと挙げると、滑る(フリーラン)、飛ぶ(ワンメイク)、更には回す、スイッチ(グラウンドトリック・グラトリ)する。
ハウツー編(滑り方編・グラトリ編)では、これらの滑りについても記事を公開していきたいと思っています。
無数にある動画の中から、私が参考にした経験のあるもの等もピックアップして紹介していきます。
上級レベルにならないと手が出せないハーフパイプと、圧雪されて整備されたゲレンデではないところを滑るバックカントリーについては、現在のところ掲載する予定は考えていないです。
残念なことに
残念なことに、こんな話を聞いたことがあります。
スノーボードに行った経験はあるけれど、怪我したので怖くなって行かなくなった、と。
初めてスノーボードに行き、練習でゆっくり滑ってる最中に転倒し、その時に手をついて転んだのもののヒビが入ってしまったのは肋骨だったそうです。
確かに、スノーボードは趣味にしては怪我が多いのは事実としてあります。
ゲレンデに救急車が来ていたり、血痕が残っていたり、レスキューのスノーモービルに乗せられて運ばれている、なんてシーンは少なからず目撃します。
実はレスキューに乗せられた経験は、私にもあります。
その時、私はは背骨を折ってしまって、その後、自力でゲレンデを滑り降りてきたものの、そこでどうにもならなくなってギブアップしました。自分でレスキューに運んでくれ、と申し出た経験があります。
この話は、機会があれば、ハウツーのどこかでします。
他にも、骨折や靭帯の損傷といった怪我は、近い友人・知人の間でもちょくちょく発生しています。
確かに怪我が多く、危険は多めのスポーツだと思っています。
ただ、私や私の周りの人達は、『滑れるようになってからの(無茶しての)怪我』であったため、以降は無茶せず滑ることで趣味としてスノーボードを今でも楽しんでいます。
しかし、これが滑れるようになる前の怪我だったら、どうでしょうか?
趣味としてスノーボードはもう要らない、となってしまっても、それはまっとうな判断だと思います。
何度も言いますが、スノーボードは他より怪我が多い、危険性も否定できないスポーツです。
怪我が多いのに、私の周りではみんな後遺症等がないのは運がよく、それこそ偶然だったのかもしれません。ですから、無茶なことは絶対にやらないで下さいね。
ゆっくりゆっくり、自分のペースで覚えていきましょう。
人生の幅を広げる趣味のはずが、致命的な怪我や後遺症などを抱えてしまっては、悲しいことこの上ないですから。
前置きの最後に
これから始める人は、その辺のマナーや、始めるにあたっての準備、これだけは自分で準備しなければならないもの等の情報を掲載していきます。
皆さんがスノーボードの楽しさを感じることができて、趣味の1つとなり、ゲレンデに以前のような人気が戻り、毎年耳にするゲレンデ人口減少のニュースに歯止めがかかることを切に望んでします。
また、スノーボードを始めることで各々の趣味の幅が広がり、また1つ人生の楽しみが増えることを願っています。そのうちの1つがスノーボードであったら、尚更嬉しいです。
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