2016 YONEXのおすすめボード 4XPの形状と評価・解説


2016.01.15

YONEX 4XP

 

今シーズン(2015 - 2016)、大学時代からの友人がYonexの4XPを購入して、SalomonのDrift Rockerから乗り換えていました。

ということで、今回はYonexのオールラウンドモデル4XPの紹介です。




2016 YONEXのMATRIX

 

これ、友人の4XPボードの写真です。

ソール部分ですね。

 

どんな板なのかということですが、まずはこちらのYONEXのサイトのマトリックスを見てみます。

 

2015 / 2016 Yonex Board Matrix
出典:yonex.co.jp

 

このマトリックスで確認すると左下、つまりフリースタイルのSoft側に位置しています。

 

かなり柔らかい板で、Flexを5段階で表現するならば1.5といったところです。(でも、公開されているSPEC情報では5段階の2だそうです)

 

女性でも自由に操作できるFlex性で、この4XPはユニセックスモデルです。サイズは142cm ? 158cmまで4cm間隔で製造されています。

 

BendはNormal Camberでスタンダードな作りです。

 

カーボンに乗るよろこびをすべての人に
初心者やガールズライダーにも扱いやすいソフトな仕上がりで、ジブやグラトリにも最適。カーボンならではの軽さと反発力が上達スピードを加速する。

出典:yonex.co.jp

 

たしかに、このモデルは『初心者でも大丈夫』なレベルではなく、初心者でも『扱いやすい』と言えるほど操作性は高そうです。



コア材はYonexの代名詞 高強度カーボン

 

カーボンファイバー(炭素繊維)にかけては、Yonexはその成形技術においてテニスラケットでもおなじみで、世界的にトップレベルのシェアを誇っていますよね。

 

スノーボードのコア材(芯材)は、カーボンが主流になってきましたが他にも木材や発泡プラスチックなどがあって、これらを組み合わせたりして作られています。

 

コア材って、スノボの板の核となる土台のところですね。

 

で、4XPの素材と構造です。

 

■ 構造

F.C.H.S構造
(フレックスコントロールハニカムサンドイッチ)

衝撃吸収性に優れたISOコアをベースに、両足の間に当たる部分にハニカムをコンポジットすることで、ボードの軽量化を可能にするとともに反発性を与える構造

出典:yonex.co.jp

 

■素材

高強度カーボン、ISOコア、アラミドハニカム

アラミドハニカム
コア材として最も重要な高強度と軽量性を併せ持った蜂の巣状の素材。曲げ弾性率が小さいため、ヘタリも発生しにくい

出典:yonex.co.jp

 

■滑走材

ISO SPEED 4500・ストラクチャー仕上げ

耐摩耗性と滑走性能、コストパフォーマンスの高さを追求したシンタードペース(分子量80万)

出典:yonex.co.jp

 

この辺の製造の専門知識は詳しくないので・・・

次に、乗り心地について記載です。

 

軽さと柔らかさ

 

この板の履き心地は、冒頭の友人談なわけですが。

 

めちゃ軽くて柔らかいらしいです。さすがはYonexのカーボン技術パワーと言ったところでしょうか。

コアがカーボンなので軽く、高強度なので反発力も高いそうです。

 

柔らかい板って、操作するのに力をそこまで使わないで済むので、すごく軽く感じますからね。

軽い・柔らかい・高反発ですからね。めちゃめちゃトリックしやすいみたいですよ、この板。

 

大型のキッカーを飛ぶのはどうなんでしょうかね?(ってそんなデカイのは飛べませんけどね)

 

YONEX 4XP 16 - 17model




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