スノボ・ゲレンデ節約術 | 少しでもスノボで使うお金を減らせるか考える理由





2015.12.08

はじめに、なぜ節約か

 

今回はスノーボードの節約についてです。

というのも、前シーズンにサーフィンを趣味にしている大学からの友人にスノボを始めさせたのですが、その彼に言われたんです。

 

「スノーボードは高い、サーフィンは車さえ出せば、あとは使って2?3000円位だよ」と。

 

なるほど...

サーフィンにはリフトがないのでリフト券は不要です。

さらに真夏でもない限りは海の家もないので(サーフィンは1年中できる)、ランチもコンビニで買えばほとんどお金がかかりません。

 

こう考えるとスノーボードが割高に感じるのも仕方がなさそうです。

確かにサーフィンは道具を揃えた後はお金のかからないナイスな趣味ですが、スノーボードの楽しさも分かって欲しいんですよね。

 

このままだと彼は折角始めたスノーボードをやめてしまいかねず、勿体無い気分です。

 

同じような悩みを抱えている人は他にもいるんじゃないでしょうか。

私は独身ですからあまり気にしないのですが、これが家族で行くとなれば更にお金がかかってしまいます。

 

私の周りには、子供が3人いても子連れで一緒に1シーズン10回以上いくという珍しい友人もいますが、家族を持って以降は1シーズンに1 ~ 2回行く程度と極端に回数が減ってしまった知人もいます。

 

ということで、今回はどこかで節約できないものか、と考えてみました。

 

そういえば、私も小学1年生のころから親にスキーに連れて行ってもらっていましたが、1シーズンに2回前後だった記憶があります。




交通機関を安く済ませる

 

まずはこれです。

私は車を持っていないですし、ハイシーズン中の雪道の運転にも自信がないので、基本的にはJR Ski Skiを利用しています。

 

JR Ski Ski

 

JR Ski Skiはご存知の通り、往復新幹線+リフト券がついて安ければ1万円前後で行くことができるJR東日本のパッケージ売りサービスです。

子供料金は、大人料金の大体60%くらいの金額が設定されています。

 

ゲレンデの窓口で買うと5000円前後するリフト券に、往復の新幹線代金がついて1万円と考えるとかなり割安ですね。

とても大人気で、ハイシーズンの行きの新幹線は通路すら人で埋まっていたりもします。

 

JR Ski SKiで割安だと思えるのであれば、それで話は終わりなんですけどね。

最初に出てきた私の友人のサーファーが「高い」といったのが、このJR Ski Skiなのです。

 

確かに、例えば家族4人(大人2人・子供2人)でこのプランを利用するとなると、4名で大体税込み35000円前後になるかと思います。土日だと4万を超えてきますね。

 

1回のスノボの旅費(しかも日帰り)として合計金額で考えると高いですね。

よくよく考えると、JR Ski Skiの新幹線に家族連れを見かけることって殆ど皆無に近いです。

 

割安な価格に設定されているけれど、家族で利用するとなると合計金額的には高い、ということだと思います。

 

びゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと

 

格安バスツアー

 

では、バスツアーはどうでしょう。

 

格安バスツアーですと、5000円前後でリフト券付きで日帰り出来るプランは数多くあります。

リフト券だけで5000円前後するので、マイカーがないのであればバスツアーが最も割安だと思います。

 

ですが、家族連れの方々にはあまりお勧め出来ないと思っています。

 

というのも、バスツアーは格安なものが多いですが、その分、子供も大人と同じ料金設定なものを目にします。

1人頭で換算するとそれでもJR Ski Skiよりは安いですが、深夜に新宿から出発する等と家族で行くにはあまりリアリティーのない話ですよね。

 

スキー&スノーボード 格安バスツアー

 

マイカー

 

やはり、ご家族でゲレンデに行く場合には、マイカーで行くのが1番だと思います。

もちろん安全に雪道も運転できることが大前提ですが。

 

私も、3月以降もしくは12月中旬までのハイシーズン以外だったら、レンタカーを借りてゲレンデに行くこともあります。

ガソリン代・高速料金に加えてレンタカー代が上乗せされても、4名で行けば確かに割安になっていました。

 

車は持っていないし運転もしないという方ですと、どなたか仲の良いスキー好きの方とご一緒するとか、そういったことが出来ればいいんですけどね。

 

ダメな場合はJR Ski Skiになると思いますが、まだまだ節約できるとこを探していきます。

 

リフト券を安く買う

 

リフト券は、ゲレンデの窓口で定価で買わなくともお得に買える方法はいくつかあります。

このあたりの情報はネットでも数多く出ていますから、ご存じかもしれません。

 

例えば、冬スポやスノーボード天国のようなイベントでリフト券を買うと、1500?2000円くらい割引されて売っています。

またSURF&SNOWのサイトなんかでも早割のリフト券が売られています。

 

要するに、シーズンが始まる前だったりイベント開場でリフト券を買ってくれるということは、近い将来必ず足を運んできてくれる見込み客になってくれるということなので、安く売ってくれるわけです。

 

車で行く予定が立っているのであれば(買ってから立ててもいいですけど)ぜひ利用したいところです。

あと、旅行サイトの宿泊プランなんかだと「リフト券1日券付き」といったプランがあります。

こういった場合の2日目のリフト券を割安に買っておくのも手段の1つになります。

 

とはいえ、前売りリフト券って、その次点で予定が立っていたり、もしくは毎年そのゲレンデに行くということが分かっていないと買い難いのも事実だと思います。

 

普通は予定が立ったり、もしくは立てる段階になってから、割安なチケットを探し始めると思います。

しかも予定を立てるということは、既にシーズンが始まっている可能性も高く、そうすると前売りチケットは既に存在していない、といった感じですかね。

 

そういった場合はこれが1つの候補にあげることが出来ます。

 

クーポンサイト

 

GROUPONのようなクーポンサイトには、スキー&スノーボードプランのクーポンがいくつもあります。

 

1日リフト券のクーポンは勿論、ゲレンデの温泉施設入浴券付きだったり、また宿泊プランもかなりお得な価格で購入することが出来ます。

 

行きたいゲレンデのクーポンがあるかどうかはわかりませんが、お得に購入したクーポンのゲレンデに行くというのも1つ手段だと思います。

 

GROUPON スキー&スノーボード特集

 

因みに、JR Ski Skiの場合はリフト券がついているので、これらの恩恵は受けることはできませんが。



子供無料のゲレンデは意外と多い

 

先程のリフト券の話は、大人用リフト券をどうリーズナブルに買うか、といった内容でした。

 

では、子供用はどうなのか。

そもそも子供はリフト無料のゲレンデは探せばいくつもあります。

 

私が知っている有名どころの子供無料ゲレンデで言うと例えば

 

・雫石スキー場(岩手)

・苗場スキー場(新潟)

・かぐらスキー場(新潟)

・妙高杉ノ原スキー場(新潟)

・軽井沢プリンスホテルスキー場(長野)

・奥利根スノーパーク(群馬)

・万座温泉スキー場(群馬)

 

等です。

 

ここにあげたゲレンデは、今シーズン(2015 - 2016シーズン)は無料と情報が出ています。

また苗場や軽井沢のようなプリンスホテル系列が運営しているゲレンデは、子供は無料です。

 

この辺の情報はいつ変更されるのかわからない部分もあるので、行く前には公式ホームページで確認してみて下さい。

 

大人のリフト券は割安で売られているサービスを利用する、子供は無料のゲレンデを選ぶ。

これだけで、何も対策せずに行くよりはだいぶ節約できていそうです。

 

高速代・ガソリン代・割安リフト券2枚で、ご家族4名でゲレンデで1日遊ぶことが可能になります。

小銭を使わない1:お弁当を作る

 

 

私の両親がこの手を使っていました。

 

私は小学生の頃に両親にスキーを教えてもらったので、毎年家族でゲレンデに遊びに行っていたのですが、毎回母親がお弁当を朝早くに起きて(もしくは前日の夜か?)に準備してくれていましたね。

 

大人2人の子供2人(男兄弟)で、大体おにぎり10個とサンドイッチ10個を箱に入れて、食べ終わったらその箱はゲレンデのごみ箱に捨てて帰ってくる、といった手法です。

 

ゲレンデのレストランで家族4人でカレーを食べてソフトドリンクを飲んだら、たぶん5000円超えますね。

それがお弁当なら0円です。

 

但しですね。

ゲレンデの食堂はハンバーグ・カレー・ピザ等、子供にしてみればファミレスと同じ感覚で楽しいものです。

 

目の前には手作りのお弁当、そして周りはレトルト的なメニューだったとしても、どうしてもそっちに目が行ってしまうことはあります。

楽しいファミレス感覚でそっちが美味しそうに見えてしまうんだと思います。

 

私が小さい頃も同じ感覚を持っていたので書いてるわけですが。

 

隣の大学生くらいのカップルがラーメンとカレーを取りかえっこしながら食べてたりするのが、妙に楽しそうで美味しそうに見えていました。
細かい記憶が妙に残っているものです...

 

なので、お弁当はなるべくお子さんの大好物なものをメインにしてあげるといいのかな、と思います。

 

それでも周りが食べているものに目が行くこともあるかもしれませんが、そこについてはあまり怒らないことですかね。

ゲレンデのレトルト的な食事よりも手作りのお弁当のほうが良い、と子供の頃から思うことってないですから。

 

大好物でお弁当を作ってあげれば、喜んでお腹いっぱい食べてくれるでしょう。

 

小銭を使わない2:無料の温泉施設のあるゲレンデ

 

ゲレンデで遊び終わった後は、やっぱり温泉に入りたくなったりしますよね。

 

ゲレンデにある温泉施設は大体数百円レベルから1000円程度かかりますね。

GALA湯沢なんかだと1000円超えます。

 

別に1人だったら1000円程度どうってことないと思いますが、家族4人で4,000円となると毎回ってわけにもいかなくなりますよね。

 

なかなか温泉に入るのは難しいと思いますが、温泉施設に無料で入れるゲレンデも少ないですがあります。

 

例えば

 

・越後中里スキー場(全員無料)

・神立高原スキー場(未就学生は無料)

 

です。

 

どちらも湯沢町のゲレンデなのですが、私はその一体のゲレンデによく行くので。

 

また、越後中里スキー場は、使わなくなったブルートレインの車両を無料の休憩所として開放しています。

話しが戻ってしまいますが、ここならレストランに入らずとも、ブルートレインの中でお弁当を広げて食べることも可能です。

 

因みに、神立高原スキー場の温泉施設「神の湯」はとても広くてキレイです。

個人的に、温泉施設だったら神立高原をお勧めします。

まぁ、大人は料金かかってしまいますけど、リフトの半券で割引が効いたはずです。

 

最後に

 

新幹線+リフト券で個別に買うより割安なJR Ski Ski を利用するにしろ、車で行くにしろ、固定費自体を削ることはなかなか出来ませんでした。

 

少しでもと思って、いくつか案を記事にしてきましたが、冒頭のサーフボードより安くなるってことにはならなそうです。

 

ですが、少しでも節約出来る部分を作ることで、ご家族でもゲレンデに行ってスキーやスノーボードを楽しむことが出来ればと思っています。

家族がいるのでスノーボードをやめた、なんて話はやっぱり少し寂しいです。

お子さんと一緒にゲレンデにいって、子供にスキーやスノーボードを教えて、その子たちが大人になっても趣味として続けていて、そしてまたその子供に、と思いますよね、やっぱり。

 

一時期少しだけ盛り返したようですが、今でもスキー・スノーボードのゲレンデ人口は減少を続けています。

そこに少しでも歯止めがかかれば幸いです。

 

GROUPON スキー&スノーボード特集

 




Related Posts