
2016.11.14
スノーボーダーとリュック
リュックを背負って滑っているスノーボーダー、ゲレンデにチラホラいますよね?
私は必要なものは全てを身に着け、また不要なものは全てをロッカーに入れてゲレンデに立つので、リュックを背負って携帯している道具って何でしょう?
元々はいっぱいいた!?
スキーやゲレンデリゾート絶頂のバブル期には、リュックを背負って滑るスキーヤーは珍しいものでもなかったみたいです。
バブル期と言えば、私は小学生の低学年で、ちょうどスキーを始めたばかりの頃です。
(世代バレる...)
言われてみれば、そんな記憶がないわけでもありません。私ではなく、親が背負っていた感じですが。
中に入っていたものは、お弁当、水筒、カメラ、タオル、あたりです。
時代はバブルとはいえJR Ski Ski以前ですので、新幹線でゲレンデに行くなんて贅沢で、みんなマイカーでスキー場に行っていました。
着替えは車の中に置いといて、途中で駐車場まで取りに戻るのが面倒なちょっとしたものを、1つのリュックに入れてゲレンデに持っていっていました。
ゲレンデのレストランに毎回家族で行くと高くつくので、お弁当と水筒は当時は必須でした。
懐かしいので、もう少し当時のことを書きます 笑
今のゲレンデと大きく違うものの1つに、リフトがあります。
今でこそ、4人乗りのリフトが主流で、小さめのリフトが2人乗りの(古い)リフト、というのが大体です。
ですが、あの当時は、リフトと言ったら「1人乗り」が殆どメインでした。
1人乗りのリフトは背もたれもちょこっとしたサイズだし、安全バーもありません。今では、一人乗りリフトは、ほぼ壊滅していてお目にかかれませんが。
広いゲレンデになると、何基かだけ2人乗りのリフトがありましたね。そのリフトを「高速リフト」なんて呼んでいました。
今現在残っている古い2人乗りのリフトは、その当時の高速リフトの生き残りだと思います。
リフトの柱を見ると、その当時のおもかげがあったりします。
リフトじゃなくて、ワイヤーロープに持ち手だけついている、通称「ロープ」というものもありました。
その持ち手を腰に当てて、ワイヤーの力で上にあげていってもらうんです。
今思うと、かなり原始的ですね...
当時はスキー人気の絶頂期です。
ゲレンデ人口の多さとリフトの回転率の悪さ(今と比べると)で、リフトに1時間近く並んで待つ、といったことはザラでした。
となると、リュックに入れておいた暖かい飲み物や、雪がぱらついていたりすればタオルなんかは、やっぱり重宝します。
当時はリュックは必須とまではいかないまでも、重要アイテムの1つだったと改めて思います。
余談ですが、当時は健康増進法もない時代で、リフト待ちをしている時にもみんな喫煙していました。
リフトで登った場所なんかでは、たばこの吸い殻を雪壁に指して行くんですね。
誰か1人が吸い殻を指すと、後から来た人がその周りに自分も、と指していくんですが、溜まっていくと、ハチの巣のように吸い殻が集中しているんです。
今では考えられないことですが、これも当時のゲレンデの1シーンで、私の記憶に残っている思い出です。
書きながらニヤニヤしてしまっています 笑
今は何を入れている?
だいぶ本題からズレました。すみません...
では、今のスノーボーダーが背負っているリュックの中って何が入っているのか?
結局、個々それぞれで違うんじゃね、というのが回答ですが、大体こんなものが入っていると思っています。
まず、当時と同じようなもの。
家族連れなんかだと、お弁当にお菓子、水筒あたりですね。それとタオル。子供が冷えて風邪ひかないように、余分に準備したインナー等。
で、次に、当時と大きく違うものと言えば、それは恐らく、動画撮影用のハンディ、もしくは自撮り棒。
今ではゲレンデで滑っているボーダーを後ろから撮影している人、たまにいますよね。
大体、撮影者はリュックを背負っています。
その撮影器具となるハンディ(と、衝撃を吸収するケース)、もしくはスマホを固定する自撮り棒、昔はカメラでしたが今はこれですね。
YouTube等の動画投稿サイトにUPする人もいれば、UPはしないけど画像ではなく動画として残しておく、というのも今の時代っぽいです。
今シーズンはリュックもアイテムの1つに
よくよく考えると、スキー場のロッカーって、何度でも開けられるロッカー、あまりありません。
いったん開けたら、またお金を入れないと閉まってくれないですよね...
その日のうちなら、何度でも開閉可能なゲレンデのロッカーって、パッと思いつくのはGALA湯沢くらいですかね。
なので、個人的に「使うか使わないか分からないもの」って、ロッカーに入れちゃっていいかどうか、毎回ロッカーの前で迷う時間がある気がしてます。
しかもそこで判断しても、天候が途中で変わったりすると、暑くてインナー1枚脱ぎたいやら、ニット帽要らないやら。
逆に急に寒くなって、もう1枚インナー欲しいとか。
なんだか、そういったことで溢れている気がします。
そして大抵は、天候が変化しても、ロッカーに入れた時の判断のままに、その日の残りは我慢で乗り切ったりしますが...
そう考えると、リュックを背負ってゲレンデに出るというのは、これらに対する1つの答えになってきそうです。
とはいえ、スノーボードは恰好も大事です。
そうなると、買うのであれば、やはりBURTONのリュックを第一に考えてしまうのが、BURTON贔屓の私です 笑
と、いつもならそうなのですが、今回はちょっとBURTON外のリュックが先に目についています。
それが、このページの1番上で使った画像のkarrimorのリュックです。
リュック以外にも登山用ウェア等を扱っているイギリスのアウトドアブランドなのですが、karrimorは今年で70周年を迎えたようで、画像のリュックは記念モデルの1つになっています。
英国の老舗ブランドの70周年記念モデルが1万円未満で買えるなら、買ってしまおうか、と...
まだ悩み中です。
karrimor(カリマー) 70th anniv Limited Model
因みに、リュックを背負ってスノーボードを滑る場合、転倒とリフトの乗り降りには気を使って注意しましょう。
今回は長くなり過ぎました。ではでは。
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