
2015.11.21
初心者と一緒に行くゲレンデ
スノーボードをやっていると、こういったケースは多々あると思います。
もしかしたら慣れている方も多いかもしれませんが、ゲレンデはどんなところを選びますか?
私もここ数年、毎年のように「今年から始めたい」と言ってくれる人と一緒に行くケースが増えてきました。
スノーボードを一緒に楽しむ仲間が増えていくのは嬉しいですから、次もまた行きたいと思ってもらえるようにしたいものです。
初心者がいるいないでゲレンデは変えないよ、という人もいるかもしれませんが、私は初心者がいる場合はゲレンデ選びは結構考えます。
まずは近いこと
アクセスが良いこと、行くまでの時間が短いことは重要です。
なぜなら、到着後、準備してゲレンデにでるまでに、経験者の少なくとも倍は時間がかかってしまいます。
ウェア・ブーツ・ボードのレンタル手続きがありますし、ウェアに着替えているときにボタンの留め方がわからないかもしれません。(ボタンは言い過ぎですね 笑)
ブーツの履き方だって、緩め方がわからなければ履くこともできません。
そのくらいわかるよ、と思っていても、経験者が気づかないような小さなところがわからない、ってことは出てくると思います。スノボに限った話ではないですが、新しいことを始める時には数多くの疑問がつきものですからね。
私が選ぶ場合ですと、東京発のJR Ski SKiを利用して越後湯沢にします。もしくはその先のガーラ湯沢にするかどちらかです。
GALA湯沢は初心者と行く場合の第1候補にするくらい有力です。
レンタルの窓口も多いですし、設備も綺麗で、ロッカー等もしっかりしていますし、温泉もありますしね。
昔ながらのゲレンデ設備・ロッカーもいいのですが、最初はそれよりもスキー場の設備すごいじゃん、と思ってもらえますし、温泉も小さなショップもあるので『観光』的な気分にもなれると思います。
それに、GALAはゴンドラに乗ってゲレンデのスタート地点に着くと、そこからリフトに乗らずに、左端に初心者用のゲレンデがあります。
初心者用のスロープが入口から近いので、「まず、あそこまで行かないと」というのがないんです。
問題は、たった1つだけです。
そのアクセスの良さと利便性の高さから、ハイシーズンのGALA湯沢は激混みです。
このままGALAを選んでも良いと思いますが、あまりに激混みな日だと人にぶつかってしまうのが怖くなって、あまり練習できなかったなんてことになるかもしれません。
子供が多い、子供天国なゲレンデであること
越後湯沢駅から無料の送迎シャトルバスが出ているゲレンデには、ファミリーが多いゲレンデがいくつもあります。
ファミリーが多いということは子供が楽しめるゲレンデです。
もちろん子供とはいえ、初めてのスノーボーダーよりは上手いですよ。
子供が多い = やんちゃな中級以上のスノーボーダーがいない = 比較的安全 = ファミリーで子供も楽しめる
です。
それはどこか?
・越後中里スキー場
・苗場プリンススキー場
・岩原スキー場
です。
越後中里はGALA湯沢ができる以前は、『駅を降りたらゲレンデ』の代名詞をとっていたのはここのスキー場です。
ゲレンデの隣にはエクセルグランディア越後中里もあるので、スキー観光として利用するファミリーにはとても便利です。
ここは上に挙げた中でも本当に子供天国のゲレンデで、子供を教えているスキー教室をいくつも見かけます。ゼッケンをつけた子供たちでいっぱいです。
施設自体はやや古いのですが、温泉も無料で使えるのも嬉しいです。
苗場プリンスも、プリンスホテルの前にゲレンデが広がっているのでファミリーとカップルの宿泊客が多いです。
岩原スキー場は、1つ1つのゲレンデが横に広く設計されているコースになっていて、狭いスロープを人を避けながら滑らなければならないコースが殆どありません。
それはつまり衝突の恐れが極端に少ないため、やはりファミリーや子供が多く楽しめるゲレンデです。初心者用の緩やかな斜面が横に広くつくられているので、練習するには最適なゲレンデの1つです。
他にも、越後中里や苗場プリンスと同様に、ホテルが隣接されていてファミリーも多めのスキー場で、舞子リゾートスキー場があります。
そこまで子供天国ではありませんが、ここもおすすめの1つです。
ここにあげてきた逆のパターンのゲレンデが、かぐらスキー場です。
ある程度滑れるようになってくると非常に楽しいゲレンデで、越後湯沢のゲレンデでは私もかぐらがお気に入りなのですが、広大なゲレンデにも関わらずあまりファミリーを見かけません。
田代エリア側はまだしもかぐら・みつまたエリア側は、初心者が練習したりファミリーでのんびり安全に楽しむには少しおすすめできません。
スノーボードを滑っている子供もいるのですが、なんだかとてもうまい子が多い印象です 笑
その他にもポイントはあります
やはり、上達を早めるためには、スクールに入るのが最短の道だとも思います。
なので、「スクールで教えてもらってもいいかな」というモチベーションになる可能性もあるので、スクールがあるスキー場がいいと思います。
気心知れた友人・知人の経験者に教えてもらうのが安心だし最初はやりやすいと思います。
スノボを履いて立つところあたりだったらそれでいいと思いますが、滑りに関しては、やはり専門のインストラクターに教えてもらったほうがすぐに上達します。
私の友人は半日のスクールで教えてもらっただけで、スノボを初めて2日目にはターンできるほどに上達していました。
その時、その友人が利用したスクールが舞子リゾートの初心者用のスクールでした。
余計にお金がかかりますが、スクールに入ることで経験者の友人と一緒に滑れるようになる日が近づくことは間違いありません。
ゲレンデに行くまでの新幹線の中で、「スクールに入ってみようかな」なんて会話になっても大丈夫なように、スクールがあるゲレンデを選んでおくのも上の2つほどではないですが、ポイントの1つかもしれません。
とにかく滑れる経験者とは違うので、初日からスノボを『満喫』できない可能性もあります。
その日、仮にうまく滑れなくても飽きがこないように、いくつも休憩所があってすぐに休めるように、他の人に迷惑をかけてるんじゃないか?なんて不安な気持ちを抱かせないように、少しでも気配りが効くようにゲレンデを選ぶ一助になれば幸いです。
Related Posts
スノボはレンタルでも持っていくべき必須なもの | 手ぶらはNG
野沢温泉スキー場(長野)がおすすめ。広大なゲレンデと映画『疾風ロンド』のロケ地
おすすめゲレンデ 舞子スノーリゾート(新潟) | スノボシーズン中に雪上BBQを楽しむ
スノボ初心者がターンをマスターするための簡単な練習方法 | コツと3つのポイント
日帰りスノボの持ち物 | ボード、ウェア、グローブ以外に準備する必須アイテム・道具
スノボ初心者におすすめ。ターンをマスターしやすいバインディングの角度(アングル)の設定
スノーボードのブーツの選び方と種類・そして寿命
スノーボード初心者の板の選び方とおすすめの型・形状
北海道でスノボと観光を両立するなら、札幌テイネがめちゃおすすめ
2016 – 2017シーズン版 [北海道・東北] 主要ゲレンデのイベント・オープニング・Xmas・年末年始・年越し・花火等イベント日程