BURTONのThe Channelシステムとestバインディングの緩みやすさ・ズレ解決策・対処法


2015.11.26 posted

The Channelシステムとestバインディング

 

まず最初に、BURTONのThe Channelシステムの説明を少し記載します。

 

『The Channel』とは、BURTON独自のバインディングシステムの仕様です。

 

通常のバインディングは基本的に共通の仕様になっており、そのためどのブランドのボードでもバインディングの取付け穴は同じ形で開けられています。

バインディング内部にあるセンターディスクのネジ穴とボード側のネジ穴を合わせ、片足につき4つのネジでボードとバインディングを固定します。

 

この仕様が共通であるため、ボードのブランドとバインディングのブランドの組み合わせを気にすることなく設置が可能なのです。
ボードとバインディングのブランドが異なっていても問題ありません。

 

ただ1つ、BURTONのThe Channel仕様を除いては。

 

最初に書いた通り、BURTONのThe ChannelはBURTON独自のバインディング仕様です。

 

Channelシステムを搭載したBURTONの板は、取付け穴の代わりに1本のレール状の溝が彫られていて、2本のネジでバインディングをセットします。

この仕様に対応するバインディングが『estバインディング』です。The Channel専用est Binding。

 

ボードとバインディングの間にセンターディスクが存在しないため、クッション・フィール・フレックス・調節性に優れたBURTON独自仕様のバインディングです。

このThe Channel搭載のBURTONボードの場合は、バインディングはおのずとestバインディングになります。estという型のバインディングでその種類はいくつもあります。

 

ちなみに、The ChannelシステムのBURTONボードに、est以外の通常のバインディングを取り付けるためのアダプターもあるにはあるようです。

 

BURTON estバインディング




緩みやすく、ズレるのか?

 

従来のバインディングは片足につき4本のネジでボードに固定させます。
それに対して、BURTONのestバインディングは2本止めです。

 

これにより、estバインディングはクッション性・フィール性・フレックス性・調節性の各指標の数値を高めています。

 

では2本止めによる、耐久性、ズレ具合についてはどうなのでしょうか?

 

私もThe Channelシステムのボードを愛用していますが、結論から書くと全くズレません。
メスネジがレールの中で固定されるので、2本のネジでズレることがないんです。

 

レールの溝に沿って左右にスライドしてしまいそうな感じも受けますが、そんなことはなくしっかり固定されます。
2点止めであってもネジ自体がしっかり閉まっている状態であればビクともしません。

 

ですが…
ネジ自体が緩んでくるケースは結構多発します。

 

そしてそのネジが緩んでくると、2点止めのestバインディングは滑走の最中から上下左右に激しくズレだしてきます。

 

従来の片足につき4点止めのバインディングの場合だと、そのうちの1本・もしくは2本くらい軽く緩んできても4点で結合しているので、あまり緩みに気づかない場合も実際にあります。

 

ですが、estバインディングは2点で止めています。そのうち1点が緩み出してしまうと、もう1点の固定されているほうを支点にしてバインディングが前後に激しくズレ始めるんですね。

 

購入したばかりの状態だったら、ネジの摩耗もないので緩むことはあまりないかもしれません。
ですが、ワックスがけやチューニングでバインディングの取り外し回数が増えると、その分ネジが摩耗して、どんどんメスネジとオスネジが緩む頻度が上がってきます。

 

実際、私もそうでした。朝に硬くネジをしめても、まる1日はもたずに緩んでくるような状態になっていました。

 

これを解消する方法を次に紹介します。
この対処法で1日どころか1シーズン中でも、ネジが緩む心配から解消されています。




手のかからない簡単な対処法

 

どうしてもestバインディングの2本の止めネジが緩んでしまう場合の対処法、それはネジ接着剤を使うことです。

 

この件で困っている人の中には、ネジ接着剤を使ってはどうか?と思った人もいるかもしれませんね。
でも接着してしまって大丈夫なのか?

 

このネジ接着剤は、接着剤といっても模型で使ったりする『しっかり接着して剥がれないように固定』する接着ではありません。

 

メンテナンス等でネジを何度も取り外したりして、緩くなってしまったそのネジの緩みを解消するためのものです。
そして、接着したからといってネジを外せなくなるわけではありません。

 

ドライバーで自力で外すことができますので、安心してください。

 

この接着剤をネジ1本に対して2?3滴つけてestバインディングのネジを締めるだけで、1日中耐久するだけでなく、1シーズンずっと緩まずにいてくれます。

 

BURTONのThe Channelシステム・estバインディングには、この接着剤が必須だと思えるくらいです。

 

ネジ接着剤といっても色々な種類があると思いますが、私が使用している接着剤はこれです。
ネジ1つに対して2?3滴なので、1度購入したら10年くらいは余裕で持ちそうです。

 

因みにですが、この222番の『低強度』で十分です。
このシリーズの中強度や高強度を使用したことはありませんので、そこはご了承ください。

 

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