
2016.01.06
ブーツの難しさ
さてさて、今回はブーツの選び方や種類、寿命についてです。
よく『ブーツが一番大事』だと言われたりもしますが、アドバイスするのが一番難しいのもブーツなのです。
ボードの長さであれば身長を聞けば適したものが分かりますし、形状やバインドであればそれぞれの特性を説明して、好みやレベルに合ったものをピックアップするくらいは出来ます。
それに引き換えブーツは、履いているときの足の状態を肉眼で確認することは出来ず、結局のところ、本人がどう感じているかにかかってきます。
ブーツのサイズと感覚について
日本人の足は甲高幅広だとスノボショップの店員さんに教えてもらったことがあります。
横幅が広く、そして分厚いということですね...
私もそのようです。
コテコテの日本人タイプの足だと言われました 笑
ショップ等では足の幅と高さを測る計測器が置いてあるところが多いので、まずは計測してみるのもいいと思います。
ただ、計測したからといって、ブーツを履かずにネット等でいきなり購入してしまうのは危険です。
必ず試着するようにしましょう。
因みに、たとえ同じブランドの同じサイズのものでも、プロダクトが異なるだけで緩い・きついが出てきます。
また横幅や高さもプロダクト毎にそれぞれ若干異なっており、どのプロダクトが足に合うかは、履いてみないとわかりません。
同じBURTONのブーツでも、こっちの26.5cmが入るのに、あっちの27.0cmは入らないなんてことも、ブーツを選んでいるとあります。また、入ったけど抜けないとかですね。
なので、購入しようと思っているものを試着する、試着してサイズが問題なかったものを購入するべきです。
では、サイズがピッタリのものってどんな感じのものでしょう?
ジャストフィットといっても、人それぞれで「ジャストフィット」感が異なっていたら、結局あいまいなままです。
ですので、ここからは私の感覚です。
まず、ブーツを履いてかかとをトントンして入れた状態でつま先がまっすぐ伸びない場合は小さ過ぎです。
つま先はまっすぐ伸びるけど、足の人差し指や中指がブーツに当たる状態の場合は、サイズでいえばジャストフィットなのかもしれませんが、私でしたら「やや小さいのでもう1サイズ上」を選びます。
つま先に若干余裕を持たせた状態のサイズが、私の選択するサイズとなります。
そうでないと、つま先が痛くなってしまうんですよね。
トゥエッジの時だけでなく、スノーボードでつま先に力が加わるシーンは多いのですが、かかとに比べてつま先のほうが繊細なので、痛みも大きいのです。足の指先が当たらない程度であることと、あと特に小指です。小指は繊細なので、ここが痛くなるとスノーボードを滑るのが億劫になってきてしまいます。
ですので、サイズ的には若干余す程度のサイズを選択して、あとはブーツの締め具合で私は調節しています。
これが私のジャストフィットです。
つま先は伸ばせるけど先が当たるくらいのぴったり感は、やはりあまり薦められないです...
基本的な種類
BOAタイプ
最近、最も人気が高く、そしてゲレンデでも多いのはBOAタイプのブーツです。
カチカチとダイヤルを回すとブーツのワイヤーが締まっていくタイプで、とても履きやすくて締め易いブーツです。
1つのダイヤルで、手軽かつ簡単にブーツを左右均一に締めていけます。
スピードレースタイプ
スピードレースタイプも、BOAタイプほどではないですが履くのに時間がかからないブーツです。
このブーツは、両サイドの紐を引っ張ることでブーツを締めていきます。BOAより柔らかいレースでブーツを締めていき、このタイプでも女性は力を使わずに履くことが出来ます。
私も現在使っているブーツは、このスピードレースタイプです。
というのも、2014 - 2015シーズンに入るまで、BURTONのブーツと言えばこのスピードレースタイプで、BOAタイプのブーツを製造していなかったんですよね。
今では、BURTONもBOAタイプのブーツを発売しています。
紐タイプ
最後に、紐タイプのブーツです。
靴のブーツの紐を締めるようにして履くタイプです。
ショップでは最近はあまり見かけなくなりましたが、3点セット等のセット売りのブーツだったり、あとはレンタルブーツ等では、まだまだオーソドックスなブーツです。
今現在で購入を考えているのなら、BOAが一番いいんじゃないかと思います。
セットブーツでも、BOAブーツが選択できる3点セットもありますよ。
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寿命
バインディングと同様に、ブーツも消耗品なのでその寿命はあります。
スノーボードのブーツは基本的に2重構造になっていて、インナーブーツと外部が取り外し可能で、乾燥させる時などに便利です。
寿命といっても、履く回数(ゲレンデにいく回数)・滑るレベル・保管方法なのでマチマチになってくるところです。
一概には言えないですが、履いた日数が30?40日を超えたあたりからブーツの摩耗が目立ってくると思います。
どれだけ負荷をかけたかで、当然それよりも早い遅いはあると思いますが1つの目安です。
年間10回ゲレンデに行く人だったら、3?4シーズンくらいの計算ですかね。
摩耗具合にもよるし、買い直しのタイミングは人それぞれですが、つま先の擦れ具合が酷くなってきたり、ブーツの中が濡れてきてしまったりすると黄色信号です。
中には、ブーツの底がベロンと剥がれてしまったという話や、そこまで履いていなくともBOAのダイヤル部分が故障してしまったなんて話も聞いたことあります。
ブーツの底が剥がれるまで大丈夫とか、BOAが壊れやすいと言ってるわけではないです。
が、BOAにはダイヤル部分の故障も付き物かもしれませんね(たまに見ることあります)。
ちょうど、私のブーツも右足用の摩耗が酷くなってきていて買い替えを検討していた時だったので、今回はブーツについての掲載でした。
ジャストフィットのサイズ感など、参考になればと思います。
私が次に購入するブーツはBURTONのBOAです。
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