
2015.12.25
Next Step
step2で、リフトに乗ってヒールエッジ(かかとエッジ)を使った木の葉滑りで斜面を降りてくることは出来ましたか?
出来ていない場合はstep2をもう少し練習して下さいね。
step3では、step2のトゥエッジ版を練習します。この辺が1つの壁だと思います。
これを壁と感じないのであれば、ターンが出来るようになるゴールのすぐそばまで来ていますね。
step3. 木の葉滑り(トゥエッジ)
ここでは、step2で行った木の葉滑りをトゥエッジで練習します。
逆木の葉滑りというか、つま先エッジの木の葉滑りです。
理由は簡単です。
最初にも書きましたが、ターンするというのは、トゥエッジもヒールエッジも使って滑ります。
かかと側のエッジだけ練習したって、つま先側のエッジが使えなくては、ターンしてエッジを切り返したところで怖くなって転んでしまうからです。
大体、木の葉滑りの次にはターンを覚えるといった流れが多いのですが、なかなかターン出来ないのはトゥエッジに慣れていないからなんですね。
と、いうことでトゥエッジの練習です。
step1の「立つ」、step2の「木の葉滑り」を、これ以降はなるべくつま先側のエッジで練習してください。
これまでは、かかと側を斜面に食い込ませる(エッジを効かせる)練習でした。
これからは、つま先側を斜面に食い込ませて(エッジを効かせて)練習していきましょう。
滑り方
これまでと違って、こんどは降りていく方向に背を向けた形をとることになりますが、滑り方の理屈はstep2と同じです。
斜面の下に背を向けているとはいえ、滑っていく方向には視線を向けてください。
■左に滑る場合
左に滑って行く進行方向に視線を向けて、真横になっているボードの左足を少しずらしましょう。
つま先エッジをかけたままずらすので、左のつま先でゲレンデの雪をやや削る感じでズラします。
滑っていかないとしたら、ズラしが少し足りていないので、もう少しズラして下さい。
少しずつ滑っていきます。
かかとエッジの時と同様に、重心は板の真ん中においたままで構いません。後ろ体重はNGです。
■止まる場合
左に滑って止まる場合は、立ったときの状態に戻す動作をします。
動作としては、右足を左足の位置まで持っていきます。
当然右足もつま先エッジを効かせたままなので、右足のつま先で斜面を削る感じで真横まで戻します。
左足をひっぱって戻そうとしても上手くいきません。
つま先にしっかり力を入れてエッジを効かせましょう。
怖さ
元スキーヤーでも、この辺から怖さが出てくるかもしれませんね。
というか、ここができたら、あとは自力でターンできるかもしれません。
最初は脚力を使って強引な形になるかもしれませんが、構いません。つま先側のエッジとかかと側のエッジ、両方使えるようになれば、自然とターンできると思います。
要するに、つま先エッジが最初の壁なんです。
がんばってください。
次のstepはエッジの逃がし方です。
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