
2015.12.21
1シーズンでターンまで習得するために
いよいよ今シーズンも開始ですね!
(記事掲載日は2015/12/21)
今シーズンからスノーボードを始める方々を対象に、最初に何をして最終的にターンが出来るようになるまでの練習ステップを掲載します。
私はプロでもインストラクターでもありません。
それでもターンを覚えるためのコツというか『これができれば』というのがあるので、それを伝えたいと思います。
冬の間ずっとゲレンデで過ごすわけでもないですので、最短でターンまで覚えられるようにたった5つのステップに絞りました。
ちなみにですが、よくある『スノーボードの履き方』や『リフトの乗り降り』については、ここでは書いていません。
あくまでスノボデビューからターンまでの練習方法についての5ステップです。
ターンが出来るようになると、次に何をマスターするかの選択肢が広がりますからね。
まずはターンを習得してビギナーから脱出しましょう。
step1. それは立つこと
はい、立つことです。
『え?それだけ?』
『そうですよ 笑』
まずは平坦なところで立ってみましょう。
どうです?ボードに両足を固定した状態で立てましたか?
立てたら、次につま先立ちしてみてください。かかとが地面に着いていない状態です。立てた形がトゥエッジ(つま先エッジ)です。
その逆もです。かかとで立ってつま先が浮いているその状態がヒールエッジ(かかとエッジ)です。
楽勝ですよね 笑
このステップで最終的にたどり着くターンとは、斜面でトゥエッジとヒールエッジを交互に切り替えてカーブを描く(曲がる)滑り方です。
斜面で立つ
では、同じことを斜面でやりましょう。
リフトで上に行く必要はありませんよ。周りを見て、緩やかな傾斜があるところでokです。
平坦なとこで立つのとは違って、斜面で立つ場合にはエッジを効かせてなければ立てません。
エッジを効かせるとは何か?
先ほど平坦な場所でやったつま先立ち、もしくはかかと立ちのことです。
最初は大抵の人が、かかとエッジで立つことを覚えるので、かかと立ちしてみましょう。
進行方向(斜面の下)に正面向いて下さい。
ボードが真横になっていますね?
その状態からかかと立ちしてみて下さい。
かかと立ちですから、かかとエッジを効かせるんです。
かかとエッジをゲレンデに差し込んでいる感じです。
その状態ですと、ボードはブレーキがかかっているので前に滑りません。
だから立てるんです。
立てる→ブレーキがかかっている→とまる形
つまり、斜面で立てたならスノーボードのブレーキのかけ方も覚えたことになりますね。
どうでしょう?できましたか?
何故かかと立ちから始めるか
それは進行方向に対して正面を向けるからです。
今と逆で、つま先エッジを効かせて立つ場合は、進行方向に対して背中を向けることになるので未経験者にとっては怖さが先にきてしまいます。
まぁ、つま先エッジに慣れていないからターンが出来ないわけですが、それはステップ3で書きます。
ただ、つまりですね
つま先とかかと、どちらが進行方向に対して後ろにあるか?
山側と谷側ならどちらが山側にあるか?
山側にあるほうのエッジを効かせることでブレーキがかかります。
逆に谷側のエッジを入れてしまうことを、逆エッジと言います。
立つ時に逆エッジで立ってしまうと、前方に転んで手や胸部あたりを打ちつけてしまいます。
滑っているときに逆エッジをしてしまうと、体が宙に浮いて体を地面に打ちつけてしまう程に大変危険です。
スキーエッジとの違い
どこかで書こうと思っていました。
スキーエッジとの違い。
スノボは初めてでもスキーはやっていたという人、意外と多いと思っています。
私もその1人です。
スキーとの大きな違いとして、スノーボードは1つの板に両足を固定させるというのがあります。
エッジに関して言うと、スキーのエッジは足の側面にあるのに対して、スノボのエッジは足の前後にあります。
また、スキーは片足毎に2つのエッジがあるので合計4つエッジ部分がありますが、スノーボードは2つです。
したがってエッジのかけ方による足の動作が違います。
ですが、エッジを有効的にかけること自体は、スキー経験者なら理解していて且つそのように動かせると思うので、スノーボードでもエッジを効かせて立つことに問題はないと思います。
立てたら次のステップは、かかとエッジだけで滑る木の葉滑りです。
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